ファシリテーションは講演会で質問をすることで身につける

講演会などで挙手の時間になると誰も手を挙げないのがしばしば日常的に見られる光景なのですが、そういう時は決まって手を挙げて何か発言(質問)をしていました。なぜか幼少の頃からそうするクセみたいなものが身についていて、次第に分かってきたことがありました。
 
相手の反応を感じ取りながら投げかける言葉や振る舞いを考えていくのがファシリテーション・スキルなのですけれど、そのスキルを身につけるのに、上記講演会などでの質問をする機会が役に立つと思うのです。そのことをある知人のFacebook 投稿でコメントしましたので、自分のブログで(一部校正して)改めてリマインドします。
 

講演会などで質問タイムのときに、挙手をすると(ファシリテーションの)いい練習になります。質問内容は、相手がもっと言いたいところを見つけてあげること。自分が聞きたいことを聞くのではなくて。自然にファシリテーション・スキルが身につきます。
 
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お話しのポイントを、一枚の絵を描く用にイメージしながら、その中心を感じ取ってみて下さい。手は質問内容をきちんと決める前に先に挙げてしまって、(マイクが回ってくる数秒のあいだに)「質問する内容」を決めるのがいいです。

以上のことはゆるゆるカフェを始めたルーツの一つでもあります。イベントを企画するときにいつもこだわるのが参加者の発言を促す機会です。講演者がお話しをする前後にグループになってお話し合い頂く時間を大切にしています。話し合うことで人前で話す練習にもなるのですが、お互いの気づきを進めながら、コンテンツの理解をより進めることにもつながります。学習効果の高い勉強方法だと思います。基本的にはブログと同じ発想なのですが、それをライブで行っていくのが、ゆるゆるカフェです。 
 

【ゆるゆるカフェ】Web にかんする読書会と勉強会

ゆるゆるカフェの読書会を行ないました。共催した ONE DEGREE (赤谷洋平さん主催)の発案で、参加者が一冊 Web にかんする書籍を持ち寄るというゆるカフェでは初の試み。上記お写真(撮影者:古川 恵子さん)のようにさまざまな書籍が持ち寄られました。題材は豊富で、思い思いの視点で書籍を読むまたは選択した切り口が語られました。

私が選んだ本は『Webデザインの新しい教科書 改訂新版 基礎から覚える、深く理解できる。』。生明義秀さんからお勧めを頂いた書籍でした。今回の読書会のお話しを聞いて「Web デザインの基礎力を総合的に見直していける」という理由で講師業の立場からご推薦を頂きました。今回ご本人は別件で参加できませんでしたが、話し合いを中心に進めた今回のゆるゆるカフェの読書会においては、分かりやすい切り口をご提供頂いた一冊となりました。

渡邉 ぎいち|ゆるゆるカフェ
撮影協力:古川 恵子さん

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お問い合わせフォームに手間をかける理由があります

Index
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1.道しるべの役割を担う
2.託される役割がある
3.目的を丁寧に取り扱う
4.サイト全体のコンテンツを見直すきっかけにする
5.配慮したいことがある
6.先ずは自身のサイトから見直す
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1.道しるべの役割を担う

お問い合わせフォームは「ゴールページ」と呼ばれたりもします。Web サイトを訪問頂いた方が次にどうしたいかを選択して頂ける道しるべとなる役割を担うページですね。

2.託される役割がある

お名前、メールアドレスをご記入頂いて(タイトルやお電話をお聞きすることもありますが)、(ご用件をご記入頂く)本文に必要事項を書いて頂くというのが標準的スタイルになるかと思います。でもそれだけではもったいない、状況によっては足りていないことが想定されます。

3.目的を丁寧に取り扱う

予め何をお問い合わせたいのかをリストしてご選択頂くというのが一つです。お問い合わせ目的を明確にして頂ければ、ご連絡先をきちんとお伺いするフォームは抵抗なくなりますね。むしろ連絡手段を明確にしないと失礼になります。

もう一歩踏み込んで、想定できるお問い合わせ内容に関する記述にリンクを貼ってしまうのもスマートなナビゲーションになります。

4.サイト全体のコンテンツを見直すきっかけにする

サイトを訪問した方が何を知りたいのか、どのような行動を起こしていきたいのかを事前に想定して、そのページがなければ作る、またはコンテンツを補充していく見直しを行うきっかけともなります。

さらに踏み込んで、サイト訪問者に明確に促していきたい行動選択があるとしたら、例えば無料でサービスを受けられるとか、小冊子を受け取られるとか、サイト内外のバナーと連動させてお問い合わせフォームにしていくことも可能なはずです。

5.配慮したいことがある

いくつかの配慮も見逃せませんね。個人情報をお聞きするのであれば、個人情報の取り扱いに関する記述は必須です。それにご承諾頂くチェック項目もご用意されておくといいですね。

セキュリティ面での配慮も欠かせません。SSL認証のなど暗号化技術の導入を図ることでご安心してお問い合わせ頂けるコンテンツをとしてページのクオリティが上がります。

そうしたSSL認証の知識は広く知られるところとなっていて、そうした配慮があることで、お問い合わせ件数が増えるというのも事実です。

最近はレンタルサーバーのオプションとして適正価格で利用できたり、安価なSSL認証も出回ってきています。サイトの使用目的に応じてサービス内容をよく吟味されてご利用のご検討をお勧めします。

6.先ずは自身のサイトから見直す

現在のお仕事でいくつかお問い合わせフォームの作成&ご提案を行っている経緯もあり、ブログで考えていることを少し整理してみました。もちろん、我が身を振り返らないといけません。週末は自身のサイトにも手を入れていくきっかけにしていきたいと思います。ありがとうございます。

対話を重ねてグループの活力を創造する

公認団体の研修を毎月行なっています

昨日はある公認団体の研修を行いました。あるプロジェクト立ち上げに向けての一日がかりのグループ・セッションを毎月重ねています。ある程度の積み重ねはできてきていても、それぞれの置かれた持ち場での対応に追われて、なかなか新しいプロジェクトに労務をさけていけない状況があったりします。

対話を通して個の課題に向き合います

先ずはいつものフリートーキングから。混沌としているときは先ずはお互いの内にあるものを同じテーブルで具体的に書き出しながら、情報のリマインドと共有をすることから始めます。ある程度のお話しが出尽くしたなと感じられた状況で、それぞれ話した内容に基づいて役割を分担して資料作成に向き合います。あまり細かくは分けず、一つの課題を複数人で個別に取り組むスタイルを取ってみました。

個別ワークの本質を整理します

課題は同じでもその方の理解の範囲、こだわりを持って取り組んでいけるところはさまざまです。課題をあまり細かく限定しないで、自由にお話しをまとめて頂きました。互いのまとめてみたものを検討していくプロセスにおいて、それぞれの認識の仕方と範囲を検証していきます。一見ばらばらのように思えても、本質的なところでつながったりします。

個人の主体的な取り組みがプロジェクトを支える

初めは多少ぼやけていても、それぞれの役割に向き合う中で少しずつ情報の共有化を進めていく中で、個々の営みに基づいたグループとしてのパワーが宿り、プロジェクトの実現に向けての原動力が個々のモチベーションに基づいた展開となればその成果はより実りあるものになります。情報を整理しながら創造と分析をくり返し、やがては個人の主体的な取り組みに支えられたグループの活力が、社会を活気づける源泉につながればと思います。

自身が夢中になれる企画となって、初めて他の人に時間をさいて頂く資格が持てる

とあるお客様にブログを書くことを勧めていて、ハタと気がつきました。自分はどうなのだと。なかなか書けていません。とくにそれで問題ないかも知れません。でもそれではもったいないですね。

いま10月の開講に向けてぎいちワンJUKUの企画を進めています。自身の置かれた環境と資質に照らしてやってみたいと思うのですけれど、前例がありません。だからやりましょう。という紋切りの発想ではなくて、・・・・。

それが本当に求められているサービスなのかどうか。自らもワクワクして取り組める課題なのかどうか。自身が夢中になれる内容となって、初めて他の人に時間を共有頂く資格が持てるのだと思います。時間は命そのものだと思います。

来月末に行われるWordCamp Tokyo のスポンサーを名乗り出ることにしました。決して大金をはたくわけではありません。それでも決してゆとりがあっての選択でもありません。

物ごとにはきっと勢いというかタイミングのようなものがあるのだと思います。どちらかに決めないといけないのなら、目を閉じてすぐに応えは出ます。それでいいのだと思います。前に出て受けられる自分で在り続けることのできた自分に感謝して、今日一日を終えます。

8月1日 ゆるゆるカフェ・レポート

『Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法』著者、谷 拓樹さんをお招きしてゆるゆるカフェ「円滑なWeb 運用のできるCSS設計&制作を考えよう」を行ないました。

Index

1.勉強会の内容
2.ターゲットの問題
3.スケジュールの問題
4.企画の問題
5.準備の問題
6.これからのゆるゆるカフェ

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コミュニケーションを大切にします

ぎいちワンのWeb サイトコンテンツを考察するために書き下ろしてみました。只今、ぎいちワン・トップページに転載中です。


Index


1.レスポンシブWeb デザインを制作の標準にします
2.お話し合いを重ねることから始めます
3.ぎいちワンJUKUを開講しました
4.WordPress を採用しています
5.Web サイトの社内運用のために
6.Web 担当者のムリのない運用
7.Web 担当者に期待される内容の多様化
8.Web 運用の責任の所在とその役割
9.ゆるゆるカフェの定期開催
10.求められるコミュニケーション
11.Web 制作チームを立ち上げる
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メールの署名を整理しながらWebページを検討し始めてみています

メールの署名を整理していました。署名を見直しながら、自分のWeb サイトの記載がどうあるべきかを検討し始めてみています。

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ブログは先ず書き始めてみて、いったんそのことから離れてみて、もう一度書き始めるというステップを踏みます

ブログを書く時のプロセスをまとめてみました。ブログを書くように、ゆるゆるカフェのイベントも創っています。

ブログは先ず書き始めてみて、いったんそのことから離れてみて、もう一度書き始めるというステップを踏みます
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