対話を重ねてグループの活力を創造する

公認団体の研修を毎月行なっています

昨日はある公認団体の研修を行いました。あるプロジェクト立ち上げに向けての一日がかりのグループ・セッションを毎月重ねています。ある程度の積み重ねはできてきていても、それぞれの置かれた持ち場での対応に追われて、なかなか新しいプロジェクトに労務をさけていけない状況があったりします。

対話を通して個の課題に向き合います

先ずはいつものフリートーキングから。混沌としているときは先ずはお互いの内にあるものを同じテーブルで具体的に書き出しながら、情報のリマインドと共有をすることから始めます。ある程度のお話しが出尽くしたなと感じられた状況で、それぞれ話した内容に基づいて役割を分担して資料作成に向き合います。あまり細かくは分けず、一つの課題を複数人で個別に取り組むスタイルを取ってみました。

個別ワークの本質を整理します

課題は同じでもその方の理解の範囲、こだわりを持って取り組んでいけるところはさまざまです。課題をあまり細かく限定しないで、自由にお話しをまとめて頂きました。互いのまとめてみたものを検討していくプロセスにおいて、それぞれの認識の仕方と範囲を検証していきます。一見ばらばらのように思えても、本質的なところでつながったりします。

個人の主体的な取り組みがプロジェクトを支える

初めは多少ぼやけていても、それぞれの役割に向き合う中で少しずつ情報の共有化を進めていく中で、個々の営みに基づいたグループとしてのパワーが宿り、プロジェクトの実現に向けての原動力が個々のモチベーションに基づいた展開となればその成果はより実りあるものになります。情報を整理しながら創造と分析をくり返し、やがては個人の主体的な取り組みに支えられたグループの活力が、社会を活気づける源泉につながればと思います。

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