ファシリテーションは講演会で質問をすることで身につける

講演会などで挙手の時間になると誰も手を挙げないのがしばしば日常的に見られる光景なのですが、そういう時は決まって手を挙げて何か発言(質問)をしていました。なぜか幼少の頃からそうするクセみたいなものが身についていて、次第に分かってきたことがありました。
 
相手の反応を感じ取りながら投げかける言葉や振る舞いを考えていくのがファシリテーション・スキルなのですけれど、そのスキルを身につけるのに、上記講演会などでの質問をする機会が役に立つと思うのです。そのことをある知人のFacebook 投稿でコメントしましたので、自分のブログで(一部校正して)改めてリマインドします。
 

講演会などで質問タイムのときに、挙手をすると(ファシリテーションの)いい練習になります。質問内容は、相手がもっと言いたいところを見つけてあげること。自分が聞きたいことを聞くのではなくて。自然にファシリテーション・スキルが身につきます。
 
・・・・
 
お話しのポイントを、一枚の絵を描く用にイメージしながら、その中心を感じ取ってみて下さい。手は質問内容をきちんと決める前に先に挙げてしまって、(マイクが回ってくる数秒のあいだに)「質問する内容」を決めるのがいいです。

以上のことはゆるゆるカフェを始めたルーツの一つでもあります。イベントを企画するときにいつもこだわるのが参加者の発言を促す機会です。講演者がお話しをする前後にグループになってお話し合い頂く時間を大切にしています。話し合うことで人前で話す練習にもなるのですが、お互いの気づきを進めながら、コンテンツの理解をより進めることにもつながります。学習効果の高い勉強方法だと思います。基本的にはブログと同じ発想なのですが、それをライブで行っていくのが、ゆるゆるカフェです。 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です