「力がついたぞと思わないと勉強じゃない。子供は10分で変わる。」
今から23年前のちょうどこの時期のことでした。
初めて会ったその日、
その白髪の翁はボクにそう伝えた。
親と子の勉強会。
出張指導塾を展開していた。
教科を問わない。
学年を問わない。
親と子が教科書とノートを持ち寄って、
一つの部屋で自学自習の勉強を始める。
時おり勉強の方法を皆で話し合いながら、
お互いの学びを進める。
問題を解かない効果的な印のつけ方。
太字に線を引いて一冊を終わらせる。
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それ以降「力がつく勉強」をずっと思い続けてきた。